2012年11月30日金曜日

ビジネススクール 二次試験に向けて

合格通知が書類で届いた。
ビジネススクールの一次試験を通過することができた。
12月2日に、二次試験となる面接が控えている。競争率が高い専門ゼミナールを選択しているので、気合をいれて取り掛かる必要がある。
すくない残り期間であるが、適切な準備を進めることが重要だと思う。

面接はコミュニケーションである。
相手が望んでいる対話ができたかどうかが問われてくる。

1.面接で何を聞かれるかの想定
応募にあたってエントリーシートを提出しているため、それらの内容を確認されるだろうと思う。

1)これまでの実務経験、現在の担当業務 (1000文字)
2)あなたのキャリアゴールおよび達成方法 (500文字以内)
3)志望プログラムへの期待と入学後の研究テーマ (1000文字以内)

これらをエントリーシートで記載をしている。
おそらくここに書かれた内容の真意を問われるための質疑応答という形式になるだろう。

一次試験にはエントリーシートも考慮されて合格とされているだろうから、書かれている内容は一定基準をクリアすることができているということだろうと思う。

・エントリーシートで記載しているものの理由を問われたときに、適切に回答できるかどうか。
・その考え方は対象スクールにとって適合するものであるだろうか。
・ビジネススクールで学ぶ者として、言葉の選び方や話し方は適切であるかどうか。
・プレゼンテーション能力があるかどうか。

結局、ビジネススクール側も優秀な学生に入学してもらいたいので、活発な発言や建設的な議論ができることで、ゼミナールを発展させる貢献ができるかどうかを見極めることになる。

下記も参考としたい。
http://allabout.co.jp/gm/gc/298134/2/

2.実務経験担当業務
これまで活躍してきているビジネスパーソンなのかを見極められる。

・実力はあるのか
・実績はあるのか
・既存ゼミナールのメンバーとの融合ができる面白味があるかどうか

自分自身で取り組んだことなのか他のメンバーについていただけなのか
ものごとの捉え方、考え方は、エピソードの話し方で判断できてしまうものである。

キャリアゴールと達成方法

・なぜビジネススクールへ通うのか
・なぜこのスクールを選択しているのか
・なぜこのプログラムを志向しているのか
・なぜこの教授を選んだのか
・なぜこのゼミナールを選んだのか

はじめのきっかけなどを話すのが良いだろう。
自分自身の経験談をエピソードとして、話す必要がある。
これは、実務経験と今後の研究テーマを結ぶ重要な橋渡しとなる。
面接の準備としては、かなり重要な関門である。

実務経験や研究テーマは用意しているから話すことができるかもしれない。
なぜここで学ぶのかの理由づけをみて、
ハードな勉強を乗りこなしていけるかどうかを見極められる。
真剣な学生を登用したい。唯一無二のパートナーとなれるかどうか。
大学院の教授と学生の関係は、強い絆で結ばれるべきである。

・積極性
・理由の妥当性

などが問われる。

キャリアステップとして、応援したくなるようなビジョンが描けているのかどうか。

ビジョナリーカンパニー4でいうところの10x型リーダーをゴールとしたい。
ビジョンがきちんと見えていて、それを実行する能力があるかどうか。


.研究テーマ
ビジネススクール(大学院)では、「論文」を課題とされる。
その研究テーマを何にするか、また見通しがついているのかどうかが問われる。

・どのようなテーマなのか
・何が課題となるのか
・どのような結論を出せればゴールとなるのか
・どのように進めていくつもりか
・参考文献として何を選ぶつもりか
・ゼミナールで期待することはなにか
・困難なことはあるか

これらも、対象ゼミナールの教授がいるので、その教授が支援することができる内容なのか、教授自身が興味を持つような課題なのかどうか、そのようなものが問われるだろう。
また、論点は適切であるか、仮説は正しいのか、 突破力があるかどうか、なども問われる。

アウトラインを聞かれる。その際に、下記のような論文のスタイルに沿った話し方が求められると考えられる。
  • 第1部 問題提起
  • 第2部 意見提示
  • 第3部 展開
  • 第4部 結論
ほぼ見通しがついている方が、入学後の活躍イメージが湧きやすい。
既存のゼミナールの学生や新入生(何名か学生候補と面接をするだろうが、それらのメンバー)と意気投合できるか、教授とフィーリングがあうかどうかを問われる。
いずれにしても相手のベネフィットを考慮して、わかりやすく適切にこたえることが求められるだろう。

いずれの質問でも、面接で求められているのは「深さ」だろう。
自己研究とスクール研究、がどこまでできているか。
あらゆる問いに対応できるように引き出しを用意しておく。
連想できるカードでまとめておくとよいかもしれない。
カード一枚にひとこと。エピソードを語れるようにストックしておく。

さて、準備しよう。

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<後日談>

残念ながら、 二次試験は通りませんでした・・・!
募集ゼミのなかでも、上位1-2位を争う難関で、超大手企業のエリートが相手でした。
要因は分かりませんが、満たすことができなかったということですね。
メインの教授は、話しやすかったのですが。
他の2名の採用担当者からの質問は、割と圧迫面接のような言及がありました。
悔しいですが、結果を真摯に受け入れます。
今回、準備のために図書館通って、勉強ができたり、いい機会になりました。
現在、他の勉強先も視野に入れて動いてます。

2012年11月11日日曜日

ビジネススクール一次試験を受けてきた

ビジネススクールの一次試験を受けてきた。小論文である。

一応、思いの丈を込めて書き上げてきた。文書のうまい下手というのはあるだろうが、それなりの手応えは感じている。結果につながれば嬉しい。事例の取り上げ方とつなげ方は、多少なりとも評価してもらえればなあと思う。

■選択設問
二問目は、5問から2問を任意で選ぶのだが、設問の選び方も、ケースを盛り込める設問を選び、その中にエッセンシャル講義や関連本で仕入れた知見を盛り込んだ。

『今後の日本の製造業』と『日本の時計メーカーにおけるものづくりの特長』を、選択した。

あえて、ビジネススクール入学許可を求める説明の問いは選ばなかった。これは、改めていま考えをまとめるべきであるという考えが働いたのも実際のところ。


■時間配分について
一問目は、時間配分を考慮すべきであった。90分の中で、下書きを十分に使ったが、データの整理に時間を取りすぎて、最終的な見解が不十分になってしまった。後半の文字量も足りていないのは、減点対象だろう。

選択したシェアグラフの二つは正解だったのか気にかかる。

二問目は、時間配分が十分にとれた。二時間の中で、なるべく結論から話すように心掛けた。一問目の反省を活かす形である。ケースを盛り込んだのは、得点加点につながると考えているが、どうなるだろう。

■書いた内容について
一問目
⚫プレミアム戦略と年代別の戦略シフト。

二つのグラフの意味が読み取れず時間配分を間違えた。打ち手を考えるべきであるとのことは正しいだろうが、具体策まで書けず。本来はエッセンシャルのシャンプーをケースに書き上げたかったのだが、時間切れ。一言でも書きたかった。残念。

二問目
⚫時計メーカー
スイスは超富裕層へ高額で届ける。
日本は一般生活者へ精巧な製品を届ける。戦後の時代背景から全国民の生活向上をビジョンとして掲げた一丸となったことを主張した。また日本人の『精確な時を刻むもの』という生活者のニーズとそれに答えうる技術力の高さが結実したことを論じた。

時計のみではなく、日本のものづくりとマーケティングへ発展させることにした。ホンダの小型バイクは、米国進出の際に、従来のならず者イメージを払拭し、一般生活者の便利さを提供するイメージ戦略で、米国の市場浸透を図ったことを論じた。

製造過程においてはトヨタの生産方式を取り上げた。ジャストインタイム方式とカンバン方式、カイゼンの言葉の評価に代表される。時間短縮と無駄を省く徹底的な現場オペレーションである。

時計メーカーのマーケティング戦略としては、自然環境や職人気質の従業員の声をWebサイトやテレビ、雑誌でインタビュー展開し、こだわりをアピールする。日本人に響く情景をブランディングする。海外では、販売チャネルは、デパートやショッピングモールでも買えるようにしている。また、スイス高級ブランドとは異なり、親しみやすいタレントを起用したり、時計の性能のみで広告訴求する方法をとっている。

■『新興国の製造業の勃興と日本の製造業の今後について』

日本は完成品産業と部品産業のどちらも圧倒的な強さを有してきた。

アジア勢力の例としてサムスンを取り上げた。グローバル展開も、各地のニーズをみながら最適化を図る戦略ができていることを述べた。需要の高い新興国にとってはサムスン商品レベルで必要十分である。

コマツの完成品に対する部品提供のサービス方式(ジレットモデル)をケースに取り上げた。ダントツ商品を作り伸ばすことも添えた。

プリウスのカラーバリエーションのサービス体制も従来の常識ではあり得ないことを実現している。ジャストインタイム方式で提供できるオペレーションの強みがある。

ファストファッションのザラは、マーケットインしており、商品の反応をみながら支持される商品を低コストで提供する。弾自体を標的に追尾させるミサイルのように。

不確実性の高い現代では、経営者は、見える化、高速PDCAサイクルが回せる仕組み作りが重要なテーマである。ビジョンを実現できる一貫したオペレーション体制を整えることが求められる。

と締めくくった。

ビジョナリーカンパニー4のように、10×型リーダーを提言したかった。


■備考
リフレクションのペンを利用している人が多かった。確かに消しやすく使い易かったので、用意できて正解だったと思う。また黒と青の二色買ったが、下書きで区分したり、強調したりと便利だった。

■準備について
手書きなので、手書きの練習をすべきだろう。適切な語彙がきちんと書けるように練習として書いておくべきだ。
現時点でホットな話題となりそうなビジネス書を読むこと。それの主軸となる箇所をそのままでもいいから書き写す。これから取り掛かると、徐々にエンジンが掛かってくる。論文を書く思考に慣れてくる。

少しずつ頭が論文思考になってくると、普段の仕事にあてはめて考え出すことができるので、勉強が無駄にならずに済むというメリットも感じることができた。

■今回図書館で数十冊を借りて読んだ。
プレミアム戦略
コトラーの競争戦略
ほか

■購入本
MBA入門
模倣の経営学
ビジョナリーカンパニー4
ストーリーとしての競争戦略

相変わらず、ストーリーとしての競争戦略は読み物として面白い。これだけ、じっくり読み込んで思考を巡らせたら、それだけでも、かなりの学びになるのではないか。さらに仕事に適用させられれば、大きな価値がある。

次は、第二試験のために、備える。
南極大陸を制覇したアムンゼンのように、事前の準備を念入りに行うこと。

以上、備忘録。